島の周りが海なので、釣る場所さえあればどこでも釣り場スポットになります。
子どもの頃から慣れ親しんだ波浮港のサビキ釣りを紹介します。
サビキ釣りができる波浮港
入り江の波浮港は波が静かな漁港です。波しぶきを浴びることもないので、湾内なら小さいお子さんでも釣りが楽しめます。
ただそうは言っても海に落ちる可能性はあるので、可能ならお子さんにはライフベストを着せてあげてください。
うちの子どもたちは泳ぎが得意ではなかったので、小学生の間は必ず着せていました。
湾内全体が釣り場で、その日の気分で場所を変えたり、アタリがなければ別の場所へ移動できます。
気になるのはトイレだと思いますが、道路が直角にカーブする辺りにあるので安心です。(釣りの滞在時間は長いので重要ですね) 旧港屋旅館 の前にもあります。
帰省すると大体午後3時くらいから港に行き、釣り始めます。もっと早くから行ってもいいのですが、夏場の日中は暑いので・・・。
エサに冷凍オキアミ(コマセ)を利用する場合は、行く前にバケツに入れて解凍しておきます。半分くらい溶けていれば使いやすいです。
釣り道具について
- 釣竿 レンタルは波浮港では最近見かけないので、元町か岡田の釣り具店でレンタルするか、折り畳み式の竿を持参するのでも良いと思います。
- エサ 波浮港では釣りエサのコマセを販売しているところはないので、元町港(丸市釣魚具店)や岡田港の釣り具店で購入してから来たほうがいいです。針、おもり、エサ袋も一緒に買えます。実を言うと最近はチューブタイプのオキアミを買っています。手が汚れなくていいのと後始末がラクチンです。
- ゴミ袋 湾内にゴミ捨て場はないので、基本釣りで出たゴミは持ち帰りです。針や糸、重りがそのまま置き去りになっているのを見たことがあるので、マナーは守りましょう。
◎アジ、カンパチは夕方をねらう
季節、天候によって全然ちがいますが、実感で言うと食べられる魚は5月~9月くらいが一番釣れます。
時間的には夕方日没あたり。日中も釣れますが、イシダイ、小さいフグが多いです。狙いたいアジ、カンパチは夕方のほうが良く釣れますね。
2021、今回の帰省(9月末)では釣りはしなかったのですが、釣りしてる人ほとんどいなかったです・・・。
◎魚を触るときは素手で触らないで
何年か前、知らない魚を素手で触って、手のひらがしびれてきたことがありました。(ネットの記事に魚によっては毒があるため、すぐ病院に・・とあってめちゃくちゃ不安に)記事にあった「お湯に付ける」を試したら、しびれはすぐ治まってひと安心。
不用意に素手で触らないように注意してくださいね。
触ると危険な魚 ゴンズイ、ハオコゼ等
◎島ではどうやって食べてる?
一番はやっぱり刺身。その次ショウガとシソを入れてタタキ、酢味噌和え、魚が小さければ、塩コショウして唐揚げ。うちの子どもは唐揚げが一番人気でした。明日葉を入れたあら汁も美味しいです。
◎近くに食べ物を買えるお店はある?
釣りをしていると小腹が空いてきますよね。そんな時は鵜飼商店のコロッケがおすすめ!注文を受けてから揚げてくれます。ホクホク感があって何個でも食べれちゃいます。人気があるので売り切れになる前に買っておくといいですよ。スナック菓子や飲み物も売ってます。
波浮港には川端康成の小説「伊豆の踊子」の舞台となった旧港屋旅館もあり、ノスタルジックな風情がある町並みで、まるで昭和にタイムスリップしたかのよう。昔は波浮銀座と言われて賑わっていたそうです。コロッケの買い物ついでに散策もしてみてくださいね。
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